
セラミドには保湿機能のほかに、外部からの刺激や細菌の侵入を防ぎ、内側から必要成分が失われるのを防ぐバリア機能という重要な働きがあります。このバリア機能が正常に働くことで、肌の再生=ターンオーバーが促されるのです。またセラミドはメラニンの生成を抑え、シミ・シワを防ぐといわれており、最近では免疫賦活作用、抗腫瘍作用、神経細胞活性化作用など、美肌以外の効果も研究が進められています。
セラミドはリン脂質であるスフィンゴシンと脂肪酸が結合した化合物群の総称です。ただし動植物由来のセラミド(スフィンゴ糖脂質)や擬似セラミドのように、本来とは異なる構造を有する物質も一般にセラミドと呼ばれるので注意が必要です。化粧品に配合されるセラミドには大きく「天然セラミド」、「酵母セラミド」、「合成擬似セラミド」の3 つがあります。それぞれに特徴がありますが、大切なのはできるだけヒトの皮膚と同じ構造のものを使うことです。にこにこライフのビュセルシリーズは、ヒトの皮膚に存在するセラミドと同じ構造を持つイースト酵母由来のセラミド3を使用しています。
| 天然セラミド | 動物由来 ガラクトシルセラミド - 馬・牛の脊髄や脳から抽出 非常に高価で狂牛病以降ほとんど使われなくなった 植物由来 グルコシルセラミド - 小麦・米・大豆などから抽出 いわゆる植物性セラミド 本来、角質層には存在しない |
|---|---|
| 酵母セラミド | バイオ技術や特殊な合成法で人の皮膚のセラミドと同じ構造を実現したもの セラミド1、2、3、6Ⅱとして表示 |
| 合成(擬似)セラミド | セラミドに類似した構造・機能を化学合成したもの 成分表示でセラミドと記載できないものもある |

人の皮膚には7 種類のセラミドがあります。セラミド3はその15%を占めており、その分子構造の違いから他のセラミドと比べてバリア機能の高さや安定性、お肌への浸透力と滑らかさが大変優れています。(旧厚生省が定めた「化粧品種別許可基準」では、セラミド3のみが種別許可成分)
セラミド3は細胞間脂質のバリア機能の最後の仕上げを担っていると考えられます。
部屋に例えると、他のセラミドは柱や骨組みに相当し、セラミド3は壁やクロスの役割を果たします。

上図のように壁となって異物を通さない役目をしているのがセラミド3です。
したがってセラミド3が不足すると雑菌やアレルギー物質が侵入し、内部の水分を放出してしまいます。またセラミド3が失われると他のセラミドは流動してしまい、早くに垢となって排出されてしまいます。
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